更新日:2026年7月17日|カテゴリ:活用術(写真・メディア)

本記事のおすすめ・ランキング・比較は、広告報酬の多寡ではなく、公表スペック・公式情報・技術的根拠にもとづいて選定・評価しています。料金・仕様は執筆時点(2026年7月)の各社公式情報にもとづきます。

NASに動画・音楽・写真をためて、家中どこからでも再生したい——そんな夢を叶えてくれるのがメディアサーバーソフトです。

特に有名な3つが Plex(プレックス)Jellyfin(ジェリーフィン)Emby(エンビー)。どれも機能は似ていますが、料金体系やUIの完成度、NASとの相性に大きな違いがあります。

結論を先に言うと:

  • とにかく無料で使いたい → Jellyfin
  • UIの完成度と使いやすさ最優先 → Plex
  • 無料と有料のバランスを取りたい → Emby

この記事では、3サービスを価格・機能・NAS対応状況などの観点で徹底比較し、あなたの用途に合った選び方をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • Plex・Jellyfin・Embyそれぞれの特徴と料金(2026年7月のPlex価格改定を反映
  • 全項目の比較表(無料範囲・UI・対応デバイス・トランスコードなど)
  • SynologyとQNAPでのインストール対応状況(Synology 2025年世代のHWトランスコード非対応化にも触れます
  • 用途別のおすすめ選択ガイド
  • よくある質問(FAQ)5問

NASメディアサーバーとは?

NASに保存した動画・音楽・写真を、スマホ・タブレット・テレビ・PCなどから再生できるようにする仕組みがメディアサーバーです。

たとえばNASに映画ファイルを保存しておけば、リビングのテレビや寝室のスマホから専用アプリで視聴できます。さらにインターネット経由で外出先からも再生可能。まるで自分だけのNetflixを作るようなイメージです。

主なメリットはこちらです。

  • 月額サブスクなしで大量のコンテンツを一元管理できる
  • 映画・ドラマのポスター画像・あらすじなどを自動取得して整理してくれる
  • 家族全員が各自のデバイスで同時に別コンテンツを再生できる
  • 自分の所有コンテンツだから広告なし・配信終了リスクなし

本記事はNASに保存する動画・音楽・写真が、適法に入手したコンテンツで、私的複製の範囲内で利用されていることを前提としています。DVD/Blu-rayなどDRM保護コンテンツの複製・録画データの目的外利用は各国法令の対象となる場合があります。


3サービスの概要

Plex(プレックス)

XBMC(現Kodi)から派生して2000年代後半に登場した、メディアサーバーの中で最もポピュラーなサービスです。世界中で数百万人が利用しており、アプリの完成度・UIの洗練さは3サービスの中でトップクラス。

基本的な機能は無料で使えますが、リモート再生やモバイルでのダウンロード再生などには Plex Pass(有料プラン) が必要です。2025年4月と2026年6〜7月に段階的な価格改定があり、現在の料金は下記のとおりです(1USD=150円換算)。

  • 月額:$6.99(約1,050円)
  • 年額:$69.99(約10,500円)
  • 永久ライセンス(Lifetime):$749.99(約112,500円)*2026年7月1日に$249.99から改定
  • 5年プラン(2026年7月新設):$249.99(約37,500円)
  • リモート再生のみのRemote Watch Pass:月額$2.99(約450円)/年額$29.99(約4,500円)*2026年6月1日に$1.99から改定

出典:Plex公式プランJellyfin公式Emby Premiere公式(2026年7月確認)

無料プランでも自宅LAN内での再生は可能ですが、外出先からのアクセスや高品質なトランスコードには有料プランが事実上必須です。永久ライセンス(Lifetime)は2026年7月に約3倍へ値上げされたため、これから購入を検討する方はまず月額または年額プランで様子を見るのが安全です。

Jellyfin(ジェリーフィン)

2018年に誕生した完全無料・オープンソースのメディアサーバーです。Embyからフォークして作られており、「永遠に無料」を理念に掲げています。

有料プランは一切なく、すべての機能が無料で使えます。プライバシーを重視した設計で、外部サーバーへの通信も最小限。インターネットが繋がっていなくても動作します。

  • 料金:完全無料(永続)
  • オープンソース:GitHubで公開・コミュニティ開発
  • クライアントアプリ:公式・サードパーティともに無料多数

UIはPlexと比べるとやや素朴ですが、近年のアップデートで大幅に改善されています。設定の自由度が高い反面、初期設定はやや手間がかかる場合があります。

Emby(エンビー)

PlexとJellyfinの中間的な立ち位置を占めるサービスです。もともとオープンソースでしたが、2018年にプロプライエタリに転換。Jellyfinはその直後にEmbyからフォークして誕生しました。

基本機能は無料で使えますが、一部クライアントアプリや高度な機能は Emby Premiere(有料プラン) が必要です。料金はPlexより低めに設定されています。

  • 月額:$4.99(約750円)
  • 年額:$54(約8,100円)
  • 永久ライセンス:$119(約17,900円)

NASとの親和性が高く、SynologyやQNAPのアプリパッケージとして公式対応されているのも特徴です。


全項目比較表

3サービスの主要項目を一覧で確認できます。

項目 Plex Jellyfin Emby
価格(無料プラン) あり(機能制限) 完全無料 あり(機能制限)
有料プラン(月額) $6.99/月 なし $4.99/月
有料プラン(年額) $69.99/年 なし $54/年
永久ライセンス $749.99(2026年7月に$249.99→$749.99へ改定・5年プランを$249.99で新設) なし(不要) $119
オープンソース × ×
UIの完成度 ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆
初期設定の簡単さ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆
スマホアプリ(無料) ○(宅内再生は無料・リモート再生は有料) ○(無料) △(一部有料)
リモート(外出先)再生 有料プラン必須 無料で可能 無料で可能
トランスコード(無料) 制限あり 制限なし(性能はNAS CPUに依存) 制限あり
ハードウェアトランスコード 有料プランのみ 無料で可能 有料プランのみ
対応デバイス 非常に多い 多い 多い
Apple TV対応 ○(高品質)
Android TV / Fire TV
Synology NAS対応 ○(公式パッケージ) ○(Docker/サードパーティ) ○(公式パッケージ)
QNAP NAS対応 ○(App Center) ○(Docker) ○(App Center)
日本語対応
プライバシー 要アカウント登録 アカウント不要 要アカウント登録
無料版での実用性 △(LAN内のみ) ◎(フル機能) ○(まずまず)

映画やドラマをためるなら容量は正義です。4K作品は1本で数十GBに達するので、メディアサーバーを本格運用する前にNAS用の大容量HDD(CMR・NAS向け)を用意しておくと、後から容量不足で入れ替える手間が減ります。

各サービスの詳細解説

Plex:完成度の高いUIが強み・有料前提

Plexの強み

  • UIの完成度が3サービス中で最も洗練:映画ポスター・あらすじ・評価が自動取得され、Netflixのような一覧性の高いライブラリが作れる
  • 初期設定がシンプル:アカウント作成→サーバーインストール→ライブラリ追加の3ステップで完了
  • Apple TVアプリが特に優秀:動作がスムーズで、商用サービスと遜色ないレベル
  • 対応デバイスの幅広さ:スマホ・タブレット・スマートTV・ゲーム機・ブラウザなど広くカバー
  • 無料ストリーミング(FAST)も提供:Plex自体が映画・TV番組の無料ストリーミングサービス(FAST)も提供

Plexの無料版と有料版(Plex Pass)の違い

「無料でどこまで使えるか」を知りたい方向けに、機能差を表で整理しました。

機能 無料版 Plex Pass(有料)
宅内LAN再生
外出先からのリモート再生 ×(2025年4月改定で有料化)
モバイルアプリでのダウンロード再生 ×
ハードウェアトランスコード ×
ライブTV/DVR録画 ×
スカイプ的な同時視聴(Watch Together) 一部制限

結論としては、自宅内でだけ観るなら無料で十分外出先・スマホDL・4Kの高負荷再生を使うなら有料(月額$6.99〜) が目安になります。リモート再生だけ欲しい人向けに Remote Watch Pass(月額$2.99・年額$29.99) も用意されています。

Plexの弱み

  • 実用的に使うには有料プランが必要:外出先(リモート)からのスマホ再生が無料版では制限される(宅内再生は2025年4月改定で無料化)
  • 価格が段階的に大幅値上げ:永久ライセンスは$120→$249.99(2025年)→$749.99(2026年7月) へ。月額も$4.99→$6.99へ上昇。旧$249.99の価格帯は「5年プラン」として新設されました
  • 外部サーバーへの依存:Plexアカウントが必要で、Plex側のサービスが落ちると認証できない場合がある
  • プライバシー面の不安:視聴履歴・ライブラリ情報がPlex社のサーバーに送られる

こんな人に向いている:設定の手間を省きたい、家族全員で使いたい、UIの一貫性を重視したい方。有料プランを払ってでも視聴体験の質を優先したい人に向きます。

Jellyfin:完全無料・プライバシー重視の本命

Jellyfinの強み

  • 完全無料で全機能が使える:リモートアクセスもハードウェアトランスコードも課金なしで解放されている
  • アカウント登録不要:外部サービスへの依存がなく、ローカル完結で動作する
  • オープンソース:コードが公開されており、バックドアや不審な動作を検証しやすい
  • プライバシーが高い:視聴データが外部に送られない
  • ハードウェアトランスコードが無料:Intel Quick Sync・NVIDIA NVENCなどのGPU支援も無料で利用可能
  • コミュニティが活発:プラグイン・テーマなどのカスタマイズが豊富

Jellyfinの弱み

  • UIはPlexと比べるとやや劣る:機能性は十分だが、見た目の洗練さはPlexに一歩譲る
  • 初期設定に若干の手間:特にSynology/QNAPではDockerを使うケースが多く、操作に慣れが必要
  • サポートはコミュニティ頼り:公式サポートはなく、問題解決はフォーラムやドキュメントを参照
  • 一部クライアントアプリの品質にばらつき:公式アプリは無料だが、Plexほどの磨き込みはされていないものもある

こんな人に向いている:コストをかけたくない、プライバシーを重視する、自由にカスタマイズしたい、Dockerや自宅サーバーに抵抗がない方。3サービスの中では料金対機能の点で最も無駄がありません。

Emby:PlexとJellyfinのいいとこ取り

Embyの強み

  • 無料でも十分実用的:LAN内再生・外出先からのアクセスが無料で使える(一部制限あり)
  • 有料プランがPlexより安い:月額$4.99、永久ライセンス$119と、Plexより大幅に低コスト
  • NASとの親和性が高い:SynologyやQNAPの公式アプリパッケージとして提供されており、GUIから簡単インストール可能
  • UIはJellyfinより洗練されている:Plexには及ばないが、クリーンで使いやすいデザイン
  • 豊富なクライアントアプリ:主要プラットフォームへの対応が充実

Embyの弱み

  • オープンソースではない:コードが非公開のため、完全な透明性はない
  • コミュニティの規模はPlexより小さい:情報や日本語の解説記事が少ない
  • 一部のクライアントアプリが有料:iOS・Android版などは有料プラン(Premiere)が必要なケースがある
  • ハードウェアトランスコードはPremiere必須:無料でフルに使えるJellyfinとは異なる

こんな人に向いている:Jellyfinの無料さは魅力だが設定が心配、Plexは高すぎる、という中間層の方。NASに直接パッケージとしてインストールしたい方にも向いています。


NAS別の対応状況(Synology・QNAP)

Synology NASでの対応状況

SynologyのDSM(DiskStation Manager)は3サービスすべてに対応しています。

サービス インストール方法 難易度 備考
Plex パッケージセンターから直接インストール ★☆☆(簡単) 公式パッケージあり
Jellyfin Container Manager(Docker)が公式推奨。パッケージはSynoCommunity等サードパーティ製 ★★☆(普通) Dockerでの導入が確実(サードパーティパッケージは自己責任)
Emby パッケージセンターから直接インストール ★☆☆(簡単) 公式サポートパッケージあり

Synologyでは、Plex・EmbyはパッケージセンターからGUIで簡単インストールできます。JellyfinはContainer Manager(Docker)で手軽に導入できます。

QNAP NASでの対応状況

サービス インストール方法 難易度 備考
Plex App Centerから直接インストール ★☆☆(簡単) QNAPのApp Centerに公式掲載
Jellyfin Container Station(Docker)またはQPKGパッケージ ★★☆(普通) コミュニティ製QPKGパッケージあり
Emby App Centerから直接インストール ★☆☆(簡単) App Centerに公式掲載

QNAPでもPlex・EmbyはApp CenterからGUIインストールが可能です。JellyfinはContainer Station(Docker環境)を使うのが安定した導入方法です。


トランスコード対応で選ぶNASスペック

メディアサーバーを快適に動かすには、ある程度のCPU・メモリが要ります。とくに複数ストリームの同時再生や4K HDR再生では、ハードウェアトランスコード(HWトランスコード)対応のCPUかどうかで体感が大きく変わります。

大きく分けて、以下3タイプのNASが選択肢です。

  • Intel Quick Sync(QSV)対応のiGPU搭載機:Plex/Jellyfin/Emby いずれでもHWトランスコードが効きやすい。メディアサーバー用途の第一候補
  • Intel Core i3以上のCPU搭載機:QSVに加えCPU性能も高く、複数同時ストリームでも余裕
  • ARM系・iGPU非搭載機:ソフトウェアトランスコードのみ。1〜2名でLAN内・低解像度なら実用

Synologyの2025年世代(DS225+/DS425+/DS925+)に注意:Synologyがカーネル側のグラフィックドライバ対応を外したため、Plex/Jellyfin/EmbyでのQuick SyncによるHWトランスコードが標準では効きません(コミュニティによる回避策はありますが自己責任)。メディアサーバー主目的なら、後述のDS423+(2024年時点のラインナップ・J4125+QSV有効)や、QNAP/UGREEN側の同等機を検討するのが無難です。

出典:NAS Compares「Synology DS225+ Review」XDA「I brought back hardware transcoding on my Synology NAS」(2026年7月確認)

HWトランスコードが確実に効く現行機の例(1USD=150円換算・在庫価格は執筆時点):

  • Synology DS423+(Intel Celeron J4125・QSV対応・4ベイ)——Synologyでドライバが健在な最後の世代
  • QNAP TS-264(Intel Celeron N5095・QSV対応・2ベイ)——QNAPは2025年世代もドライバ健在
  • UGREEN NASync DXP2800(Intel N100・QSV対応・2ベイ)——コスパ重視の新参

具体的な機種比較はNASおすすめランキング4ベイNAS比較SynologyとQNAPの比較もあわせてご覧ください。


用途別:どれを選ぶべきか

あなたの状況に合わせた選び方をまとめました。

こんな人には おすすめ 理由
とにかくコストをかけたくない Jellyfin 永続的に無料。外出先再生もHWトランスコードも無料
家族全員で使いたい・UIにこだわりたい Plex UIが3サービスで最も洗練。年額または5年プランで長期コストを抑えやすい
NASに簡単インストールしたい(中間予算) Emby NASとの相性◎。Plexより安く、Jellyfinより設定が楽
プライバシーを重視する Jellyfin アカウント不要・外部送信なし・オープンソース
Apple TV / iPhone中心で使いたい Plex Apple TVアプリの動作の滑らかさが3サービスで最上位
Android TV / Fire TV中心で使いたい Jellyfin or Emby どちらも無料アプリで再生可能
自宅LAN内だけで使う(外出先不要) Jellyfin LAN内再生は3つとも無料だが、Jellyfinは制限がない
技術的なカスタマイズを楽しみたい Jellyfin オープンソースでプラグイン・テーマなどカスタマイズ自由

どれを選ぶにしても、4K・複数同時再生まで見据えるならIntel QSV対応(HWトランスコード可)の1台を選ぶのが失敗を減らすコツです。下は現行で扱いやすいQSV搭載モデル(Intel N100搭載のUGREEN DXP2800)。


FAQ(よくある質問)

Q1. Plex・Jellyfin・Embyは同時に複数インストールできますか?

技術的には可能ですが、それぞれ別のポートで動作させる必要があります。NASのメモリ・CPUに余裕があれば併用も可能ですが、通常は1つ選んで使うのが現実的です。試しにJellyfinとPlexを比較したい場合は、両方インストールして使い勝手を比べてみるのもよいでしょう。

Q2. 無料でもスマホからリモート再生できますか?

JellyfinとEmbyは無料でリモート再生が可能です。Plexは2025年4月の仕様変更により、外出先からの再生にはPlex Pass(月額$6.99〜)またはRemote Watch Pass(月額$2.99・年額$29.99・2026年6月改定)が必要になりました。コストなしでリモート再生を使いたいならJellyfinが向いています。

Q3. 動画のトランスコードとは何ですか?必要ですか?

トランスコードとは、NASに保存されたファイルのフォーマットが再生デバイスに対応していない場合に、リアルタイムで変換して配信する機能です。たとえばH.265(HEVC)で保存された動画をH.264へ変換し、古いスマホでもそのまま再生させるといった使い方が代表例。4KコンテンツやスマートTV/スマホ/PCなど多様なデバイスで観たい家庭なら、あって困らない機能です。ただしNASのCPU負荷は大きくなるため、Intel Quick Syncなどのハードウェアトランスコード対応CPUを積むNASを選んでおくと安心です。

Q4. どのNASモデルがメディアサーバーに向いていますか?

1〜2名で自宅LAN内メインなら Synology DS223(Realtek RTD1619B・ARM) でも動作します。ただし、複数人での同時再生や4K HDRコンテンツを扱うなら、ハードウェアトランスコード対応機のほうが快適です。

具体的な候補は次の3機種です。

  • Synology DS423+(Intel Celeron J4125・Quick Sync対応iGPU・4ベイ)
  • QNAP TS-264(Intel Celeron N5095・Quick Sync対応・2ベイ)
  • UGREEN NASync DXP2800(Intel N100・Quick Sync対応・2ベイ)

一方で、次の機種はメディアサーバー用途では要注意です。

  • Synology DS225+/DS425+/DS925+(2025年世代):iGPUを積むJ4125搭載だが、Synologyがドライバ対応を外したためPlex/Jellyfin/EmbyでのHWトランスコードが標準では効かない
  • Synology DS923+(AMD Ryzen R1600):iGPU非搭載でHWトランスコード非対応

機種選びの詳細はSynologyとQNAPの比較DS224+とDS223jの比較NASおすすめランキングもあわせてご覧ください。

Q5. JellyfinはPlexの代わりになりますか?

機能面ではほぼ代替可能です。メタデータの自動取得・マルチユーザー対応・リモート再生・トランスコードなど、Plexの主要機能はJellyfinでも実現できます。ただし、UIのポリッシュ感やApple TVアプリの完成度はPlexが上です。コストよりも使い勝手を優先したい方はPlex、機能と無料を優先したい方はJellyfinという選び方になります。


まとめ

Plex・Jellyfin・Embyの3つは、それぞれ明確な強みを持っています。最後にポイントを整理します。

  • Plex:3サービスの中でUIが最も洗練。ただし実用的に使うには有料プラン(月額$6.99〜)が必要。2025年→2026年7月に段階的な値上げがあり、永久ライセンスは$249.99→$749.99へ改定(旧$249.99帯は「5年プラン」として新設)
  • Jellyfin:完全無料・オープンソース・プライバシー重視。すべての機能が無料で使え、料金対機能の効率は3サービスで最も良い
  • Emby:PlexとJellyfinの中間。NASとの親和性が高く、有料プランもPlexより安め

迷ったらまずJellyfinを試してみることをおすすめします。無料で全機能が使えるため、失うものが何もありません。使ってみてUIに物足りなさを感じたり、家族全員でもっと快適に使いたくなったときにPlexへの乗り換えを検討すればよいでしょう。

NASをメディアサーバーとして最大限に活用して、自分だけのホームシアターを作ってみてください!


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