yamakashi
はじめに
家庭用NASを使っていると、PCからNASが見つからない・アクセスできない というトラブルが発生することがあります。
- 「WindowsからNASに接続できない」
- 「MacでNASが表示されない」
- 「突然共有フォルダが見えなくなった」
この記事では、初心者でも分かる原因と対処法をWindows/Mac別にまとめました。
1. NASが見つからないときにまず確認すること
共通のチェックポイント
- NAS本体の電源が入っているか
- LANケーブルやルーター接続が正常か
- NASとPCが同じネットワークに接続されているか
- NASのIPアドレスが変わっていないか
- ファイアウォールやセキュリティソフトがブロックしていないか
2. WindowsでNASが見つからない場合の対処法
① ネットワーク探索を有効にする
- 「コントロールパネル」 → 「ネットワークと共有センター」 → 「共有の詳細設定」
- 「ネットワーク探索を有効にする」にチェック
② SMBプロトコルの確認
- Windows 10/11では「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」を有効にする場合あり
- コントロールパネル → 「プログラムと機能」 → 「Windowsの機能の有効化または無効化」
③ IPアドレスで直接アクセス
- エクスプローラーのアドレスバーに
\\NASのIPアドレス
を入力
- 例:
\\192.168.1.100
④ ファイアウォール・セキュリティソフトを一時無効化して確認
- 一時的に無効化して接続できるか確認
- 問題が解消したら例外設定を追加
3. MacでNASが見つからない場合の対処法
① Finderから接続
- Finder → 「移動」 → 「サーバへ接続」
- NASのIPアドレスを入力:
smb://192.168.1.100
- ユーザー名・パスワードを入力
② SMB/AFPプロトコルを確認
- 最近のmacOSはAFPよりSMBが推奨
- 「サーバへ接続」で
smb://
を利用する
③ ネットワーク設定の確認
- Wi-Fiまたは有線LANの接続確認
- サブネットがNASと同じか確認
4. 共通の応急対策
- NASを再起動
- ルーターを再起動
- PCを再起動
- NASのファームウェアを最新版に更新
5. 長期的な対策・予防策
- NASに固定IPを設定する
- ルーターでNASのMACアドレスを割り当ててIP固定
- 定期的にNASのバックアップを実施
- SMB/AFPの設定やユーザー権限を整理しておく
まとめ
- NASが見つからない原因は 接続・プロトコル・IP・ファイアウォール に分かれる
- Windows/Macそれぞれの設定を確認することで多くの問題は解決可能
- 応急対策と長期的な予防策を併用して快適なNAS運用を
💡 次の記事では「NAS速度改善!初心者でもできる高速化方法5選【2025年版】」を解説予定です。
NAS運用のトラブルを未然に防ぐためにもチェックすると安心です。
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