NAS用HDDのおすすめはこれ|初心者が失敗しない選び方と定番モデル
はじめに
NASを選んだあと、多くの初心者が次に悩むのが
「どのHDDを選べばいいのか」 という問題です。
- 容量はどれくらい必要?
- 普通のHDDじゃダメ?
- NAS用HDDって何が違うの?
結論から言うと、
NASには必ず「NAS専用HDD」を使うべきです。
この記事では、
- NAS用HDDと普通のHDDの違い
- 初心者が見るべき選び方のポイント
- 2ベイNASに最適なおすすめHDD
をわかりやすく解説します。
なぜNASには「NAS用HDD」が必要なのか
普通のHDDとの決定的な違い
一見すると、NAS用HDDも普通のHDDも同じに見えます。
しかし、設計思想がまったく異なります。
NAS用HDDの特徴
- 24時間365日稼働前提
- 振動や同時アクセスに強い
- RAID環境を想定した制御
- 発熱・騒音が抑えられている
NASは基本的に 常時電源ON です。
デスクトップPC向けHDDを使うと、
寿命が短くなったり、RAIDエラーが起きやすくなります。
初心者ほど
「とりあえず余っているHDDを使う」
という選択をしがちですが、これはおすすめできません。
NAS用HDDを選ぶときのポイント
ポイント① 容量は「今の2〜3倍」を目安に
写真や動画は確実に増えていきます。
- 現在 1TB 使用 → 4TB以上
- 家族の写真・動画 → 6TB以上
2ベイNASでRAID1を組む場合、
実効容量はHDD1台分 になる点にも注意が必要です。
ポイント② 回転数は気にしなくてよい
NAS用HDDでは、
5400rpmクラスが主流です。
- 消費電力が低い
- 静音性が高い
- 家庭用NASには十分な性能
初心者が速度で困ることはほぼありません。
ポイント③ メーカーは実績重視
NAS用HDDは、
実績のあるメーカー・シリーズを選ぶことが最重要です。
初心者向け定番は以下の2系統です。
- Western Digital(WD)
- Seagate
この2社でほぼ間違いありません。
初心者におすすめのNAS用HDD【定番モデル】
🥇 WD Red Plus
家庭用NASの王道・迷ったらこれ
最も定番で、
Synology・QNAPとの相性も抜群です。
特徴
- NAS専用設計
- 静音・低発熱
- 家庭用2ベイNASに最適
容量は 4TB / 6TB / 8TB が人気です。
🥈 Seagate IronWolf
やや高性能・将来性重視
WD Red Plusと並ぶ定番シリーズです。
特徴
- NAS最適化ファームウェア
- 振動対策が強い
- 少し負荷の高い使い方にも対応
動画が多い家庭や、
長期間使う予定の方に向いています。
第3位:WD Red(無印)は注意
以前は定番でしたが、
一部容量で SMR方式 が使われています。
RAID環境では不向きなため、
必ず「WD Red Plus」または「Pro」を選びましょう。
2ベイNASでのおすすめ構成例
安定重視・初心者向け
- NAS:Synology DS223
- HDD:WD Red Plus 4TB × 2
- RAID:RAID1
→ 実効容量 4TB、安全性重視
写真・動画多め家庭
- NAS:Synology DS224+
- HDD:Seagate IronWolf 6TB × 2
- RAID:RAID1
→ 実効容量 6TB、将来も安心
初心者がやりがちなNG例
- ❌ 余っているPC用HDDを使う
- ❌ 容量をギリギリで選ぶ
- ❌ メーカー不明の激安HDD
- ❌ SMR方式を理解せず購入
これらは、
後からデータ移行や買い直しになる原因です。
よくある質問
Q. SSDはNASに使えますか?
使えますが、
コストが高く、初心者には不要です。
家庭用NASはHDDで十分です。
Q. HDDは2台同時に買うべき?
はい。
2ベイNASでは 同容量・同型番を2台同時購入 が理想です。
まとめ
NAS用HDD選びで重要なのは、
- 必ずNAS専用HDDを使うこと
- 容量は余裕を持つ
- 定番モデルを選ぶ
初心者に最もおすすめなのは、
- WD Red Plus
- Seagate IronWolf
このどちらかを選べば、
NAS運用で大きな失敗をすることはほぼありません。
次に読むべき記事
▶︎ Synology NASの初期設定手順【初心者向け】
▶︎ RAID1の仕組みと設定方法をわかりやすく解説
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