【徹底比較】家庭用NASにおすすめのHDDとSSD:2025年最新版

yamakashi

はじめに

家庭用NASを快適に使うには、ストレージ選びが非常に重要です。
HDDやSSDの種類、性能、耐久性によって速度や安定性が大きく変わります。

この記事では2025年最新版の情報をもとに、NAS向けHDD・SSDの選び方とおすすめ機種を徹底比較します。


1. NAS用ストレージを選ぶポイント

① 用途に応じた選択

用途推奨ストレージ
長期保存・写真/動画ストレージHDD(NAS専用)
高速アクセス・キャッシュ利用SSD
動画編集や仮想マシンSSD推奨
バックアップ中心HDDでも十分

② 耐久性(MTBF・TBW)

  • HDDは連続稼働を前提に設計された「NAS用HDD」を選ぶのがベスト
  • SSDは書き込み回数(TBW)に注意
  • 企業向けモデルより家庭用はコスト優先でもOK

③ 回転数・速度

項目HDDSSD
回転数5400〜7200rpm
読み書き速度150〜250MB/s500〜3500MB/s
キャッシュ64〜256MB内蔵DRAM/キャッシュコントローラ

2. 主要NAS向けHDD比較(2025年版)

メーカー型番容量回転数MTBF備考
WDRed Plus2〜14TB5400rpm100万時間家庭用/中小規模NAS向け
SeagateIronWolf2〜16TB7200rpm100万時間IronWolf Health Management搭載
ToshibaN3004〜16TB7200rpm100万時間高耐久設計、連続稼働向け

3. 主要NAS向けSSD比較(2025年版)

メーカー型番容量TBW読み書き速度備考
Samsung870 EVO250GB〜4TB600〜2400TB560/530MB/s安定性が高くNASでも利用可
WDRed SA500500GB〜4TB600〜3600TB560/520MB/sNAS向け専用モデル
CrucialMX500250GB〜2TB100〜700TB560/510MB/sコスパ重視向け

4. HDDとSSDの使い分けの目安

使用ケース推奨ストレージ
写真・動画の長期保存HDD
高速ファイルアクセス(編集/動画配信)SSD
バックアップ用HDD or SSD混在(RAID構成可)
家庭用マルチユーザーHDD+SSDのハイブリッドも◎

5. NAS向けストレージ購入のポイント

  1. NAS専用モデルを選ぶ
  2. 容量は余裕をもって計画
  3. 回転数・TBW・MTBFを確認
  4. RAIDやバックアップ用途に応じてHDDとSSDを組み合わせる
  5. 将来の拡張性を意識する

まとめ

  • 家庭用NASは HDDが中心、SSDは高速アクセス用途に最適
  • NAS専用HDD(WD Red, Seagate IronWolf, Toshiba N300)を選ぶと安心
  • SSDはキャッシュや高速アクセス、動画編集用途に便利
  • 容量・耐久性・速度を確認して、用途に応じたストレージを選ぼう

💡 次の記事では「家庭用NASにおすすめのRAID構成とデータ保護方法」を解説予定です。
NASの購入・運用を検討している方は合わせてチェックすると安心です。


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