本記事のおすすめ・ランキング・比較は、広告報酬の多寡ではなく、公表スペック・技術的根拠にもとづいて選定・評価しています。
更新日:2026年9月2日|カテゴリ:HDD・SSD・ストレージ選び
結論:速度はSSDが優位、容量単価はHDDが優位。2026年9月時点の現実解はHDD RAID1
各メーカー公称値・各所レビューの傾向を整理すると、シーケンシャル速度はNVMe SSDがHDDの約15倍・ランダムIOPSは数千倍以上(本記事の比較値: 約100 vs 約60万〜100万)の差があります。一方で、NANDフラッシュ高騰によってSSDの容量単価はHDDの数倍に開きました。定番のキャッシュ用SSD「WD Red SN700」は、8月5日にいったん在庫のある店が戻りましたが、9月1日の再確認では500GBが実質1店(35,000円)、1TBと250GBはマーケットプレイス出品しか掲載がなく、当サイトでは実勢価格を確認できていません。買える500GBで見ても、キャッシュ1枚がNAS用HDD 1本(4TB 32,500円)より高い状態です。ハイブリッド構成(HDD+SSDキャッシュ)は「組めるが割高」。土台はHDD RAID1、速度不足は先にネットワーク側を疑う——これが現時点の現実解です。
目的別の選び方の目安(金額の確認日は各項目の記載どおり):
①コスパ重視:HDD RAID1のみ → 4TB約65,000円で実効4TB
②快適重視:HDD RAID1 + 2.5GbE化 → キャッシュSSDより先に配線・LAN機器を見直すほうが体感が変わる
③静音・高速:SATA SSD RAID1 → 4TBクラスが在庫なしのため総額の提示は撤回(旧「約84,000円」)
④高IOPS:全NVMe SSD構成(Samsung 990 PRO 1TB×2・RAID 1) → 69,960円(34,980円×2・実効1TB)
本記事は「速度・耐久性のスペック比較」に特化しています。HDDとSSDのどちらを選ぶかの意思決定はどっちを選ぶかガイド、2026年のSSD価格高騰・在庫状況とキャッシュの是非はNAS用SSDの選び方、おすすめHDDはNAS用HDDのおすすめへ。
1. HDD vs SSD 本質的な違い(2026年版)
| 項目 | HDD(CMR) | SATA SSD | NVMe SSD |
|---|---|---|---|
| シーケンシャルRead | 180-240MB/s | 550MB/s | 3,500-7,400MB/s |
| シーケンシャルWrite | 180-240MB/s | 520MB/s | 2,500-6,900MB/s |
| 4K ランダム Read IOPS | 約100 | 約90,000 | 約600,000-1,000,000 |
| 4K ランダム Write IOPS | 約150 | 約85,000 | 約500,000-1,000,000 |
| アクセス遅延 | 約5ms | 約0.1ms | 約0.02ms |
| 容量あたり単価(2026年8月31日〜9月1日確認) | 約8.1円/GB (4TB 32,500円) | 4TBクラスは在庫なし (後述・価格提示は撤回) | 約35円/GB (990 PRO 1TB 34,980円) |
| 消費電力 | 5-10W | 2-3W | 4-7W |
| 騒音 | 20-30dB | 0dB | 0dB |
| 最大容量 | 24TB | 8TB | 8TB |
| 寿命指標 | MTBF 100万時間 | TBW 2,400TB | TBW 1,000-2,000TB |
2. 主要NAS用HDD ベンチマーク(2026年版)
※各メーカー公表値に近い数値を記載しています。実環境では±10%程度の差が出る場合があります。下表のHDD価格は2026年9月1日までに取り直した実勢です(Red Plus 8TB・N300 4TB・HAT3300 4TBが9月1日、Red Plus 4TB・IronWolf 4TB/8TBが8月31日の確認)。SSDの価格・在庫はWD Red SN700・990 PROとも2026年9月1日の確認です。最新価格は各販売ページでご確認ください。
| モデル | 容量 | 回転数 | Seq Read | Seq Write | Rnd 4K Read | 価格 | GB単価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| WD Red Plus WD40EFZZ | 4TB | 5,400rpm | 約180MB/s | — | 約0.8MB/s | 32,500円 | 8.13円 |
| WD Red Plus WD80EFPX | 8TB | 5,640rpm | 約215MB/s | — | 約1.2MB/s | 48,800円 | 6.10円 |
| Seagate IronWolf ST4000VN006 | 4TB | 5,400rpm | 約202MB/s | 約195MB/s | 約0.8MB/s | 32,000円 | 8.00円 |
| Seagate IronWolf ST8000VN002 | 8TB | 5,400rpm | — | — | — | 55,800円 | 6.98円 |
| Toshiba N300 4TB(箱入りN300A04) | 4TB | 7,200rpm | 約228MB/s | 約220MB/s | 約1.1MB/s | 40,000円 | 10.00円 |
| Synology HAT3300-4T | 4TB | 5,400rpm | 約202MB/s | 約195MB/s | 約0.8MB/s | 43,136円 | 10.78円 |
| WD Red Pro WD4005FFBX | 4TB | 7,200rpm | 約267MB/s | — | 約1.3MB/s | 未確認 | — |
WD Red Plusの4TBは、長く定番だったWD40EFPX(キャッシュ256MB)が価格.comの掲載0店=当サイトが確認した範囲では在庫が見つからず、いま買えるのは同シリーズのWD40EFZZ(キャッシュ128MB・CMR・5400rpm)です。WD40EFZZ/WD80EFPXの書き込み欄は、WD Red Plus データシート(2025年9月版・PDF)の公表内部転送レート(4TB=最大180MB/s・8TB=最大215MB/s)を上回る目安値を旧版で掲載していたため、裏づけを確認できるまで「—」に戻しました(旧掲載: 4TB 約208MB/s・8TB 約232MB/s)。東芝N300 4TBは型番でキャッシュが変わります(HDWG440=256MB/HDWG740=512MB)。⚠️価格の基準を2026年9月1日に変更しました:それまで採用していたバルク流通品HDWG740UZSVCがパソコン工房で在庫切れとなり(残った29,980円という表示は買えない値です)、実際に買える箱入り版(40,000〜44,800円・8店)へ基準を移しています。箱入りの正式表記はN300A04-HDWG740UZSVCで、中身はバルク流通品と同じHDWG740UZSVC(4TB・7200rpm・512MBキャッシュ・CMR)です。変わったのは流通形態と価格だけなので、上表の速度は同じ型番の公表値がそのまま当てはまります。
WD Red Pro WD4005FFBXの行も同じルールで見直しました。書き込み欄は公表値の裏づけを確認できなかったため「—」に戻しています(旧掲載: 約255MB/s)。読み出し欄は、旧掲載の約217MB/sが同じ4TBでも別型番WD4003FFBXの公表値だったため、WD Red Pro データシート(2025年1月版・PDF)のWD4005FFBX列にある内部転送レート最大267MB/sへ訂正しました(2026年8月3日訂正)。同データシートのWD4005FFBXの公表音響値はアイドル29dBA・シーク(平均)36dBAです。
WD Red Pro WD4005FFBXの価格は、2026年7月の価格調査で在庫のある販売店の実売を確認できなかったため「未確認」としています(旧掲載の28,000円は、現在のWD Red Plus 4TB 約32,500円を下回っており、2026年の相場では成立しません)。上表のHDD価格は2026年8月31日〜9月1日に取り直した実勢です。記事内の価格の確認日は、最も古いもので2026年8月31日です。購入前に販売ページで最新価格をご確認ください。
IronWolf 8TBは、従来の7200rpmモデル「ST8000VN004」が国内で実質終売(価格.comに価格掲載なし・ツクモは販売終了表示)となり、現行の流通品は後継の「ST8000VN002」です。ST8000VN002は5400rpm・キャッシュ256MB・CMR・メーカー保証3年(価格.com製品仕様・ツクモ商品ページ)。回転数が先代と変わったうえ、ST8000VN002の転送速度は公表スペック・実測とも確認できていないため、速度欄は「—」としています(先代ST8000VN004の目安値をそのまま流用することはしていません)。GB単価は上記の実売価格から算出した参考値です。
・速度上位:WD Red Pro 4TB(WD公表の内部転送レート最大267MB/s・7200rpm。ただし公表音響はアイドル29dBA・シーク36dBAで、5400rpmのRed Plus〔24dB/27dB〕より明確に大きい)
・GB単価(8TB帯):WD Red Plus 8TBが約6.10円で、IronWolf 8TB ST8000VN002の約6.98円より安い(両者とも2026年8月31日〜9月1日確認)。8月2日時点ではIronWolfが6.13円でRed Plus(6.25円)をわずかに下回っていましたが、8月後半にIronWolfだけが値上がりし、順位が入れ替わりました
・静音:4TBクラスは公表値でほぼ横並び(WD Red Plus WD40EFZZ=アイドル24dB・シーク27dB/IronWolf ST4000VN006=23dB・27dB)。静音性で型番を選ぶ意味は小さい
・8TB家庭推奨:WD Red Plus 8TB(215MB/s・長期安定性)
3. 主要NAS用SSD ベンチマーク(2026年版)
⚠ 2026年のSSD価格・在庫は例外的な状況です
NANDフラッシュの高騰で、下表のSSDは価格が大きく上昇し、在庫切れの製品も出ています。スペック(速度・TBW)は各社公表値ですが、価格・在庫はWD Red SN700・Samsung 990 PROとも2026年9月1日、Synology SNV3410が2026年7月25日時点の確認結果に置き換えました。裏取りできなかったものは数値を書かず「未確認」としています。事情と対処法はNAS用SSDの選び方で詳しく解説しています。
SATA SSD(2.5インチ)
| モデル | 容量 | Seq Read | Seq Write | Rnd 4K IOPS | TBW | 価格・在庫(2026年7月) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Samsung 870 EVO | 4TB | 560MB/s | 530MB/s | 98,000 | 2,400TB | 在庫なし(表示314,980円=終息在庫のプレミア値と見られ、実勢とは言えない) |
| Crucial MX500 | 4TB | 560MB/s | 510MB/s | 95,000 | 1,000TB | 在庫なし(表示58,980円) |
| Synology SAT5210 | 1.92TB | 530MB/s | 500MB/s | 98,000 | 4,800TB | 未確認 |
| Kingston DC600M | 3.84TB | 560MB/s | 530MB/s | 94,000 | 7,008TB | 未確認 |
870 EVO 4TB・MX500 4TBの在庫と表示価格はツクモ公式通販で2026年7月25日に確認(「SSD 4TB 2.5インチ」の該当製品はいずれも在庫なし)。SAT5210・DC600Mは在庫のある販売店の実売を確認できなかったため未確認としています。
NVMe M.2 SSD(キャッシュ・ストレージ用)
| モデル | 容量 | Seq Read | Seq Write | Rnd 4K IOPS | TBW | 価格・在庫(確認日) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| WD Red SN700 | 250GB | 3,100MB/s | 1,600MB/s | — | 500TB | 掲載1店のみ・実勢を確認できず(9/1) |
| WD Red SN700 | 500GB | 3,430MB/s | 2,600MB/s | 420,000 | 1,000TB | 35,000円・実質1店(9/1) |
| WD Red SN700 | 1TB | 3,430MB/s | 3,000MB/s | 515,000 | 2,000TB | 実勢を確認できず(9/1・マケプレ出品のみ) |
| Synology SNV3410 | 800GB | 3,100MB/s | 1,000MB/s | 400,000 | 1,022TB | 未確認(400GBモデルは88,800〜90,101円・7/25) |
| Samsung 990 PRO | 1TB | 7,450MB/s | 6,900MB/s | 1,200,000 | 600TB | 34,980円・7店同値(9/1) |
| Samsung 990 PRO | 2TB | 7,450MB/s | 6,900MB/s | 1,400,000 | 1,200TB | 未確認 |
本表の「Rnd 4K IOPS」はいずれもランダムReadの公称値です。たとえばSynology SNV3410 800GBは公式データシートでランダムRead 400,000 IOPS/ランダムWrite 70,000 IOPSと公表されており、上表にはRead側の400,000を記載しています。書込中心の用途ではWrite側の値も併せて確認してください。
990 PRO 1TBの34,980円は2026年9月1日に価格.comで確認した値です(7店同値・据え置き)。SNV3410-400Gの88,800〜90,101円は2026年7月25日確認。WD Red SN700は2026年9月1日に取り直しました。500GBは実質Amazonの1店(35,000円)、1TBと250GBはマーケットプレイス出品しか掲載がなく、当サイトでは実勢価格と呼べる水準を確認できていないため金額を掲載していません(8月5日は1TBも在庫のある店で61,660円を確認できていました)。
Samsung 990 PROは単体で7,450MB/s出ますが、Synology DS425+(PCIe 3.0)では約3,500MB/sで頭打ち。UGREEN NASync DXP4800 Plus(PCIe 3.0)も同様。NAS側の仕様確認が重要です。
NAS向けに高TBW設計されたWD Red SN700は長らく定番です。2026年7月25日は全ラインが在庫切れ、8月5日には500GB・1TBに在庫のある店が戻りましたが、9月1日に取り直すとその戻りは続いていませんでした。500GBは実質Amazonの1店で35,000円、1TBと250GBはマーケットプレイス出品しか掲載がなく、当サイトでは実勢価格を確認できていません。買える500GBで見ても、キャッシュ1枚がNAS用HDD 4TB 1本(32,500円)より高い状況は変わっていません。写真サムネイルの待ち時間対策としては、まず2.5GbE化などネットワーク側の見直しを先に試すほうが費用対効果は高くなります。判断材料はNAS用SSDの選び方にまとめました。
▼参考掲載:下は本文で触れたWD Red SN700(キャッシュ用SSD)です。250GBは掲載が1店だけで在庫が不安定、500GBも実質1店の状態が続いています(2026年9月1日確認)。相場が落ち着いてからの候補としてご覧ください。
4. 実用シナリオ別の速度イメージ(公称値からの理論試算)
下表は各構成の公称速度と一般的なNAS処理から試算した目安値で、実機での計測値ではありません。環境(CPU・LAN・データ量)により大きく変動します。なお全SSD構成(SATA 4TBクラス)は2026年7月25日時点で在庫のある製品を確認できず、SSDキャッシュ構成も在庫は戻ったものの価格が高止まりしています(速度イメージの比較としてご覧ください)。
シナリオA:写真サムネイル表示(4万枚)
| 構成 | 初回サムネイル生成 | 一覧スクロール体感 |
|---|---|---|
| HDD単体(WD Red Plus 4TB) | 約45分 | やや待ち発生 |
| HDD + NVMe SSDキャッシュ | 約15分 | スムーズ |
| 全SATA SSD(Samsung 870 EVO) | 約8分 | 完全快適 |
| 全NVMe SSD(990 PRO) | 約5分 | 瞬時表示 |
シナリオB:1GBファイルコピー(PC→NAS)
| 構成+LAN | 実効速度 | 所要時間 |
|---|---|---|
| HDD + 1GbE | 約112MB/s | 約9秒 |
| HDD + 2.5GbE | 約215MB/s | 約5秒 |
| SATA SSD + 2.5GbE | 約280MB/s | 約4秒 |
| NVMe SSD + 10GbE | 約1,100MB/s | 約1秒 |
シナリオC:Plex 4K動画ストリーミング
| 構成 | ダイレクトプレイ | トランスコード |
|---|---|---|
| HDD + DS223j (ARM) | ○(同時1本) | ×(不可) |
| HDD + DS225+ (Celeron J4125) | ◎(同時3本) | ×(標準では不可)※ |
| HDD + DXP2800 (Intel N100) | ◎(同時3本) | ◎(同時2本) |
| HDD + SSDキャッシュ + DXP2800 | ◎◎(同時4本) | ◎◎(同時3本) |
※DS225+のトランスコード欄:CPU(Celeron J4125)自体はQuick Syncを内蔵しています。ただし2025年世代のSynologyはグラフィックドライバ対応が外されており、Plex・Jellyfin・EmbyでのハードウェアトランスコードがDSMの標準状態では効きません(DS425+も同じ事情、DS925+はAMD Ryzen V1500BでQuick Sync自体が非搭載)。写真管理・ファイル共有・Docker・純正アプリでの利用には影響しません。ハードウェアトランスコードが目的ならDXP2800(Intel N100)やQNAP TS-264が候補です(詳細はPlex・Jellyfin・Embyの比較)。なお本表の「同時◯本」は公称スペックからの理論試算で、当サイトの実測値ではありません(DS225+の×だけは、CPU仕様とドライバの提供状況にもとづく事実の記載です)。
5. コストパフォーマンス分析
| ストレージ種類 | 容量単価 | MB/s単価 | IOPS単価 | 寿命TBW単価 |
|---|---|---|---|---|
| WD Red Plus 8TB | 6.10円/GB | 227円/MB/s | 約163円/IOPS(約300 IOPSで計算) | TBW制限なし(MTBF基準) |
| Samsung 870 EVO 4TB | 在庫なしのため単価は算出せず(表示価格は実勢と言えないため) | |||
| WD Red SN700 1TB | 実勢価格を確認できないため算出を撤回(9/1・マケプレ出品のみ) | |||
| Samsung 990 PRO 1TB | 約35.0円/GB | 約4.7円/MB/s | 約0.03円/IOPS | 約58.3円/TBW |
単価は「確認時点の価格 ÷ 公称スペック」で算出した参考値です(990 PRO 1TB=34,980円=2026年9月1日確認)。SN700 1TBは8月5日まで61,660円で算出していましたが、9月1日の再確認でマーケットプレイス出品しか掲載がなくなり、割る元の価格が無くなったため算出を撤回しました(提示額は7万円台から13万円台まで開いており、どれかを採れば読者が買えない金額で単価を比べることになります)。
・容量・GB単価:WD Red Plus 8TB(SSDとの差はNAND高騰で2025年よりさらに開いた)
・速度・MB/s単価:NVMe SSD(HDDの10倍以上の効率)
・ランダムアクセス:NVMeが圧倒的(IOPSベースでHDDの数千倍以上)
・寿命・TBW単価:WD Red Plus(MTBF 100万時間)
6. 用途別最適構成の推奨
| 用途 | 推奨構成 | 実売合計 |
|---|---|---|
| 家族写真・動画バックアップ(4TB) | WD Red Plus 4TB×2 RAID1 | 約65,000円 |
| 家族+高速閲覧 | WD Red Plus 4TB×2 RAID1 + 2.5GbE化 (SSDキャッシュは価格高騰のため見送り) | 約65,000円+LAN機器代 |
| 大容量・長期保存(8TB) | WD Red Plus 8TB×2 RAID1 | 約97,600円 |
| 動画編集ワーク | SATA SSD 4TB×2 RAID1 | 在庫なしのため総額の提示は撤回 |
| 高負荷データベース | Samsung 990 PRO 1TB×2 RAID1 | 69,960円(34,980円×2) |
| Plex・Immich家族サーバー | IronWolf 8TB×2 + 990 PRO 1TB×2キャッシュ | 約181,560円 |
価格はHDDが2026年8月31日〜9月1日、SSD(990 PRO 1TB=34,980円)が2026年9月1日に確認した目安です。SSDを含む構成は在庫・価格の変動が大きいため、購入前に必ず販売ページをご確認ください。
7. 意外と見落とされる「持続書込性能」
Samsung 990 PROは単発テストで7,000MB/s出ますが、SLCキャッシュ満了後(約150GB連続書込後)1,500MB/sまで低下します。家庭用なら問題ありませんが、数百GB〜TB級の連続書込をする動画編集用途ではエンタープライズSSD(Kingston DC600Mや法人向けNVMe)が安心。
8. 購入時の注意ポイント
- HDDはCMR方式のNAS専用を選ぶ:SMRはRAID再構築で極端に遅くなる
- 届いたHDDは使い始める前に検査する:初期不良交換は当サイト確認で最短「到着から7日」。2本同時に買って構いません(同時に届けば期限内に2本とも検査できます)。手順は初期不良チェックへ。なお「同一ロットは故障時期が近い」という説を示す定量的な公開データは、当サイトでは確認できていません
- SSDはキャッシュ用TBW多めを選ぶ:WD Red SN700・Synology SNV3410のようなNAS向け設計が安心(ただしSN700は500GBが35,000円〔2026年9月1日確認・実質1店〕、1TBと250GBはマーケットプレイス出品しか掲載がなく実勢価格を確認できていません。SNV3410は400GBで約9万円〔2026年7月25日確認〕。購入前に販売ページで在庫と価格をご確認ください)
- 並行輸入品は保証対象外の可能性、正規代理店品を推奨
- Synologyの2025年モデルは3.5インチHDD・2.5インチSATA SSDの制限がDSM 7.3で解除済み。ただしM.2 NVMeのプール・キャッシュは今も互換性リスト(HCL)掲載品が必要(→ Synologyの純正HDD縛りの現状)
9. よくある質問(FAQ)
まとめ:2026年9月のNASストレージはHDD RAID1が現実的な選択肢
この記事の要点
- シーケンシャルはSSDが15倍、ランダムIOPSは数千倍以上の差
- 容量単価はHDDが優位。NAND高騰で2025年より差が開いた
- 家庭用の土台はHDD RAID1。SSDキャッシュは9月1日時点で在庫が再び細り(SN700 1TBは実勢価格を確認できず)、見送りが無難
- オールフラッシュ(SATA SSD 4TB×2)は在庫なしのため総額提示を撤回
- 2.5GbE以上のLAN環境で初めてHDD性能差が見える
・Western Digital WD Red Plus 製品ページ / WD Red SN700 製品ページ(現SanDisk)
・Seagate IronWolf 製品ページ
・Samsung 870 EVO 製品情報 / Samsung 990 PRO 1TB 製品情報
・Synology HAT3300 製品ページ
・ベンチマーク計測ツール:CrystalDiskMark(実測スクリーンショットは今後追加予定)